倉敷工のPCB機器紛失:「時期特定できず」 県教委が調査結果 /岡山

倉敷工のPCB機器紛失:「時期特定できず」 県教委が調査結果 /岡山
毎日新聞 2012年3月16日(金)15時31分配信

 県立倉敷工高で昨年12月に判明したPCB(ポリ塩化ビフェニル)を使用した照明器具の安定器58個が紛失した問題で、県教委は14日、「具体的な搬出時期の特定には至らなかった」とする調査結果を発表した。
 県教委は「08年11月中旬から09年11月4日までの間に他の廃棄物と一緒に回収業者に廃棄を依頼した可能性が高い」とし、保管していた同校プール下倉庫、廃棄物集積場の土壌調査を行い、「PCBによる土壌汚染はなかった」と報告した。
 当該期間に在籍した教職員、生徒を対象に聞き取りなどの追跡調査を重ねたが、確定的な紛失経緯は得られなかった。県教委は「これ以上の調査は困難」と判断した。【小園長治】

3月16日朝刊

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